知的財産アンテナ

弁理士試験、高配当投資、資格について書きます

弁理士試験の知識を効率的に理解するわたしの方法について

弁理士試験の知識を効率的に理解する私の方法についてお知らせしようと思います。

 

簡単に言うと、

「主体、客体、時期、手続き、効果」

でまとめることです。

 

主体とは、「誰が」

客体とは、「何を」

時期とは、「いつ」

手続きは、「どうやって」

効果は、「どうなる」

 

すべてを割り当てるのではなく、知識によってこれを使うみたいな感じで意識をしていきます。

そうすると、意匠法の3条の2はこれだなって出てくる。

覚えやすくなるんですよね。

 

これ意識するだけでも変わるのでぜひやってみてください。

弁理士口述試験の都市伝説

弁理士試験に長いこと関わっていると、都市伝説が結構ある。

わたしが体験した話も含め以下載せておく。

 

都市伝説的なもの

1. 条文を2回見たら落ちる

嘘です。

わたしは3回見ましたが受かりました。

ただ、みるより見ない方が良いということと、条文に答えがないのに何度もみるとかはダメです。

 

2. 最後まで行かなかったら落ちる

だいたい10問くらい聞かれますが、最後までできなかったら落ちるのか?と言われたら、そうとは限らない。

行かないと落ちる可能性は高まるのは間違いない。

1にくらべると嘘とまでは言えないが、だから落ちるというわけではないというくらいに考えて欲しい。

昔は条文の暗唱で終わった方がいたが、それは流石に受からない。

 

3. この先生に当たったら絶対に落ちる

嘘。

試験委員が発表になるため、顔を調べる方がいますが、わたしはやめた方が良いと思う。

昔、有名な方がいて、あまりに詳細に調べた結果、席に座って目の前に先生がいて頭が真っ白になった話を聞いた。

正直関係ない。

厳しいは厳しいが、だから落ちるというのはあり得ない。

 

4.現在は暗唱は求められない

最近は、事例が多いような気がする。

パネルを見せて答えるタイプ。

だからといって、暗唱をもとめないわけではない。

昔みたいな条文まるまるはないかもだが、進歩性の当業者について、特許法の29条2項にどうか書かれているか?みたいな感じでは聞いてくるかも。

 

必ずというわけではないくらいに思っていただければと思います。

弁理士口述試験対策 緊張しいならこれをする

昨日弁理士試験論文試験の合格発表だった。

合格された方、261名。

わたしのもとにも合格した方がご挨拶にきた。

今年はさほど教えてはいないのですが、やはり関係者が受かるというのは正直嬉しい。

だから、最初おめでとうというんだけど、すぐに、口述対策はしっかりやりなさいとアドバイスをする。

昨日は合格の余韻に浸り飲みに行くとかあるけど、わたしとしては口述が終わるまではと思う。

最近は口述で落ちる人は少ないが、昔4割近く落ちた時期もある。

レベルが低いと言われたらそれまでだが、結構レベルが高い人が落ちていたので、すなおに厳しかったんだろうと思う。

特に理系は話すことに慣れていない人が多いから、知識を確認する面接はかなり苦手、緊張しいだから理系を選んだ方もいるくらいだからわかっているけどみたいな問題ですら辛い。

最近は突拍子も無いことは聞かれない。

意匠法で特許法を聞かない。

 

わたしが今まで接した方で、緊張しいのレベルを超えた緊張しいがいる。

話せなくなる。

知識はあるのに話せなくなる。

だから、落ちるとわたしに相談に来ました。

昨年落ちて、今年は落とせない人がくる。

だから、対策を教える。するとうまくいくのです。

面接官も鬼じゃ無いから、やろうとする人には助け舟を出してくれる。

それに乗っかれば良い。そのためにはまずは緊張をなんとかする。

そういうこと。

 

わたしがやったのは、まずは、面接官の目は絶対に見ないこと。

口をみる、頭をみる面接官の間をみるということをやった。

 

次に、話始めは必ず、はい、と言ってから答えるようにした。

話始めが一番緊張するからだ。

 

わからないことを聞かれ、条文をみたいときに悲壮感たっぷりに条文見ても良いかを聞くのではなく、少し考えて、ニコッとしていう。

ヘラヘラするんじゃなくて、これちょっと確認しても良いかな?くらいの体でいう。

 

緊張しいなら、目はみない、話始めはハイという。

また、待ち時間は、以下の早口言葉をとなえる。

おりょうやおやにおあやまり、おりょうやおやにおあやまりとおいい

これ緊張が取れますよ。

弁理士試験 論文合格発表 261名

今日、弁理士試験論文合格発表でしたね。

合格された方、まずはおめでとうございます。

このレベルでの合格ですから、口述は大丈夫かなとは思いますが、最後まで気を抜かずに走り抜いてください。

気を抜いて良いのは、口述の商標で以上ですと言われてからですね。

 

口述は、まずは過去問を早急に確認して、練習会に申し込みましょう。

最近は熾烈な争いはないと思いますが、念には念をですよ。

頑張ってください。

応援しております。

弁理士試験 短答試験の解答方法(選択式)

弁理士試験の短答試験の解き方を解説しようと思う。

解き方を見せることで何かのためになるって思った。

私も昔解き方を見せてもらって真似たことで良い結果になった。

だから、それを載せようと思う。

 

A 特許を受ける権利は ① の目的とすることができないが、 ② については特許法に規定がなく、特許を受ける権利を ② の目的とすることは禁じられていない。

まず、赤字の部分で特許法に規定がないとあります。

なので、②は以下のようになります。

①は知らないと解けないのですが、質権です。

1 ①質権 ②譲渡担保 ③特許権 ④通常実施権
①譲渡担保 ②専用実施権特許権 ④通常実施権
3 ①質権 ②通常実施権特許権 ④専用実施権
①譲渡担保 ②質権 ③専用実施権 ④通常実施権
①通常実施権 ②譲渡担保 ③専用実施権 ④質権

 

実はこれだけで「1」が答えであることがわかります。

ただこれで解説が終わりません。

もう少しやっていこう。

 

B 1つの ③ について、同時に同一内容の ④ を複数の者に許諾することができる。
したがって、新たに ④ の許諾を得たい者は、当該 ③ についてすでに他者に同一内容の ④ が許諾されていても、当該 ③ 者から許諾を得ることが可能である。

同一内容の権利を許諾できるとあるので、④は特許権というのはおかしくて、実施権になります。そして、同時に同じ内容を許諾できるとあるので、専用実施権は外れますね。

また、③は、そうとは書いていないんですが、③者だけで許諾ができると書いているように読める。

専用実施権だった場合、自分だけで通常実施権を許諾できませんよね。

だとしたら、一部分に誤りがあることになりますので、専用実施権になりえません。

 

1 ①質権 ②譲渡担保 ③特許権 ④通常実施権
①譲渡担保 ②専用実施権特許権 ④通常実施権
3 ①質権 ②通常実施権特許権 ④専用実施権
①譲渡担保 ②質権 ③専用実施権 ④通常実施権
①通常実施権 ②譲渡担保 ③専用実施権 ④質権

 

上記より、1が答えになります。

条文的な知識というより、入門講座などで学ぶ(テキストに書いてある)内容で溶ける問題だと思います。

 

こんな感じで解いていくとよいと思います。

 

弁理士試験論文試験対策 昔ゼミで教えた内容をブログに書いみた

弁理士試験論文試験対策のゼミをやっていました。

※大手予備校のゼミではありません。私が個人的にやっていたゼミです。昔は結構こういうゼミが多かったんですよね。

※私が個人的にやっていて、私が編み出した方法なので、著作権関係で問題はありません。

 

今思えば、当時教えていた人は全員合格されています。

※当年に合格したというわけではなく、結果として合格されているということを意味しています。

なので、弁理士試験はあきらめなければ受かるとかってに思っています。

最近は、免除もあるので(短答に受かると3回論文受験できる、論文は選択は合格したら生涯合格、論文合格も2年間は受験しなくて済む)合格者数が減ったとは言えども合格できない試験ではないというのが教えてきたり昨今の足切りラインをみていて思っていることです。

 

論文試験を教えていると、論文試験の対策をどうしたらよいのか?とよく質問されます。

私がやっていたゼミで結構好評だったのは、「テンプレート作成方法の伝授と実演」です。

 

昔教えていて、今弁理士さんとして活躍されている教え子から、先生あの手法をもう教えないんですか?と質問されます。

そして、たまに後輩からも弁理士論文を教えてくださいと言われて、この方法を教えるか迷います。

まぁ出し惜しみしても仕方ないのと、もう弁理士試験論文ゼミをやることもないと思いますので、記録に残すという意味を込めて載せてみようと思います。

 

テンプレート作成方法について

前に記事を書いたと思います。

 

nono100.hatenablog.com

 

こちらとは少し違います。

ゼミで準備したものは

①問題と模範解答が特・実、意、商の問題数100問集

②ノート1冊

です。

①はかなり大変でしたね。

自分で問題を作りながら、合格点が取れる答案を作るわけですから。

 

ゼミ参加者には①と②を配るわけです。

まず、①の模範解答で問題文を当てはめてる部分とそうでない部分を分けるように指示します。

そして、当てはめている部分を()でくくります。

それ以外の部分を自分が書けるレベルを確認しながら②のノートに書いていきます。

ここでのポイントは自分が書けるレベルを書くのです。

そうすると、大体この知識はこのレベルまで書けるということと、問題文からどうやって当てはめるのかがわかるのです。

次に、自分が作ったテンプレートを使って問題を解きます。

そして解き終えたら、私のところにもってきて採点します。

合格点にならない場合は、テンプレートを改善しながら再度問題を解きます。これをひたすら繰り返します。

大体1回のゼミで5問やります。

 

テンプレートが作り終えたら・・・

合格点を取れたら、そのテンプレートを覚える作業になります。

そして、予備校での答練などで実際に試します。

 

これを15回分(1回あたり大体5から9問)で全部作ります。

これすごい力が身に付きますよ。

 

今は、①は古い知識になっていますのでお渡しすることはできませんので、もしやろうと思う場合は、ご自身が持っている答練や模試、過去問を使ってやってみるとよいと思います。

 

ぜひやってみてください。

弁理士試験 論文試験対策 情報を整理する方法

弁理士試験の論文試験で問題文を整理できません。何か良い方法はありませんか?

 

講師をしていたとき、かなり質問をされました。

最近の弁理士試験は問題文の長文傾向はおさまった感じがしますが、まだ長いと感じている方がいるんでしょうね。

 

弁理士試験の論文は、設問を問いにして解を書くスタイルです。

 

拒絶理由は何か?理由と共に述べよ。

でしたら、

考えられる拒絶理由

29条

新規性がないから。

みたいに書きます。

もちろん理由は問題文から当てはめはしますけでね。

 

昨今の弁理士試験では、一つの設問に対し、長文を書かせることはないので、問い→解→理由で良いと考えています。

 

でも、情報が整理できないという方がいます。

その場合ですが、

  • 分類する
  • タイトルをつける
  • タイトル関連情報を紐づける

をやると良いかなと思います。

 

弁理士試験だと、

侵害とか拒絶理由を聞いて

対処法を聞いて

という流れが多いので、侵害と対処みたいに書いておき、

侵害定義当てはめ→結論

例外規定当てはめ→結論

みたいに書いていきます。

すると問題と答案構成が出来上がります。

趣旨とか審判などの他の内容については別の機会に書こうと思います。

生茶をひたすら飲むダイエットを試しています

20180804

生茶を飲みはじめました。

なんか食べたのに体重がそれほど増えていないという状態になっています。

なんかすごいなって思いました。

 

ただ、まだまだたまたまの可能性がありますので、もう少し試してみようと思います。

 

20180801

生茶を飲みはじめてはや二日。

まさかこんなに効果がでるとは(*^▽^*)

 

やったことは、いつもの生活における飲み物を生茶に置き換えただけです。

 

結果はこちらです。

 

f:id:nono100:20180801055755j:image

 

はじめてからの下りがえげつない_(-ω-`_)⌒)_

 

キリン 生茶525ml PET×24本

キリン 生茶525ml PET×24本

 

 

まだ二日。

これはたまたまかもしれない。

まずは続けようと思います。

 

20180730

調子に乗って、いろいろと食べたりしたので体重が増えてしまったので、ダイエットをしようと思いました。

せっかくなので、Youtuberのかすさんがやったいたという動画を見たので、生茶をやってみようと思います。

 

こちらの動画ですね。

【整形疑惑】免許証の写真が変わりすぎてるwwwww【2年前】 - YouTube

 

こちらをまねてみようと思います。

のどがかわいたら生茶を飲むということをやろうと思います。

これで体重を5kg減らそうと思っています。

5kg減ったらまた結構体型が変わると思います。

 

最近体重は減っていないのですが、顔がしゅっとしました。

痩せると、太っているよりかっこよくなるかなって思いました。

適正体重付近になったら、もっと良くなるのかなって思っています。

※あくまでも自分が誰かと比べてかっこいいといってるのではなく、太っている自分に比べてよくなったということを言っています。

 

生茶をひたすら飲むということをやったら、結構食べたんですが、0.5kg減りましたね。

これってすごいなって思いますね。

継続しながら、体重を減らしていこうと思います。

 

目指すは痩せマッチョです。

頑張ります。

弁理士試験に受かってから勉強した方が良い3つの内容

弁理士試験に合格しましたが、何をしたら良いかわかりません。

という質問を受けることがあります。

最近ですと、弁理士会がやる研修を受けておいた方がよいかなと思います。

弁理士登録に必須ですからね。

今は受けたら当たり前のように修了できますが、いつどうなるかわかりませんからね。

簡単なときにやっておくと良いですよ。

ちなみに15万ぐらいしますよね。

交通費や郵送費を入れたらもっとかも。

 

そのあと、何をしたら良いかですが、わたしは①英語をやった方が良いかなと思います。

スピーキングとリーディングをまずやり、ライティングにつなげたらよいかなと思います。

 

弁理士試験の論文に受かった人だと、英語の考え方に通ずるものがあると思いますからね。

英語ができると仕事の幅が広がりますからね。

 

技術がないからという人は、②技術士を取ると良いでしょう。

一次試験であれば、ちゃんと対策したら受かると思いますからね。

 

大学院で勉強というのもありですね。

ただ、時間拘束がえぐいので時間がない人には辛いんじゃとなりそうですね。

 

③プログラムはやった方が良いかなと。

弁理士として自分でなんかやろうとした際に、サービスを自分で作らないといけません。

そのときにプログラムができるだけで随分変わります。

スタートトゥデイの前澤さんも自分で最初はサイトを作っていたわけですから、誰でもできると思いますよ。

 

弁理士試験に受かっていろいろな人にあってわかったのは、プログラムができると重宝されます。

IT知識とセットになったら良いかなと。

 

文系よりの方、非情報系の方はITパスを受けたら良いかなと。

必要な知識と会計とかPMの知識も身につきますからね。

本業ではないからこのぐらいで良いと思いますよ。

 

明細書の書き方は最近公開になった明細書を写経することにしました。

わかりやすい明細書を探して、考えながら写します。

どういう順番で書いたら良いかとか、もともとどういうフローで発明がなされたのかをまとめたりすると良いですよ。

 

わたしが、最初夜な夜なやっていましたから。

ある事務所の明細書を見て、マニュアルがあるなと思ったら、マニュアルを明細書から作ってみました。

 

道は広がりますので、これに特化することではありませんが、まずは自分が思う内容を書いて見ました。

みなさんのお役に立てたら幸いです。

弁理士試験夏場にやった口述対策 三種の神器

7月に論文を受けた人は、必ず口述対策をしてほしいです。

 

受かるかわからない論文試験。

わからないけど走り出さないといけない口述試験

なんか韻を踏んだ形になりましたが(笑)

 

さて、弁理士試験の口述試験は一度でも体験した人ならわかるこの感情。

もう二度と受けたくない_(-ω-`_)⌒)_

一年頑張って、最後の最後で30分で決まるんですから疲れますよ。

わたしは最後から一人前だったから、数時間待たされました。

緊張マックスで待たされ続け、最初に言われたのが、条文暗唱ですからね。

疲れますがな。

 

今は合格率が90パーを超えてるそうだから対策なんていらねぇぞと思っているあなた。

 

口述試験は癖がひどいんじゃ。

だからちゃんと対策しないとやばいんじゃ。

 

というわけで、今回は口述試験対策をやるべき夏場で使う三種の神器をお知らせします。

ちなみに、三種の神器はわたしが思うです。

違うと否定されましてもわたしが思うだけですからご容赦願います。

 

過去問

予備校機関から出されている口述試験の過去問です。

こちらは一日一問暗記、練習をします。

わたしは試験官の音声を録音して、流してやりました。

時間もだいたい決まってますからね。

人にやってもらえるならそれも一つですね。

 

弁理士試験 口述試験過去問題集 2018年度

弁理士試験 口述試験過去問題集 2018年度

 

 

 

 

青本・審査基準

ここから出ますから必ず準備です。

最近は開催日が少ないから、毎年出るテーマとかの選別が難しいですが、過去問や答練ででた内容をコンパクトにキーワードを交えた文を作る必要があります。

 

最近は、暗唱までは求めず、キーワードやフレーズが正しく言えた良いとしているのかなと思います。

だからキーワードやフレーズを抜き出し暗記と暗唱の練習をします。

 

要点集

昔あったんですが、最近は無くなったんですかね?

要点集。

 

弁理士試験対策 口述要点整理集―産業財産権四法(特許・実用新案・意匠・商標)

弁理士試験対策 口述要点整理集―産業財産権四法(特許・実用新案・意匠・商標)

 

こんな感じ。

 

最近はないみたいなんで、市販されているものだと、

 

弁理士試験 口述試験バイブル 第6版

弁理士試験 口述試験バイブル 第6版

 

 

こちらかな。

辞書的に使います。

要点集のときは、一日一テーマやるぞと教えていましたが、今はどうなんだろう。

 

さいごに

口述はコミュニケーションです。

わからない問題が出ても意図を理解しようとする姿勢を示しつつ、助け舟を出してもらうことも重要です。

 

元気よく、礼儀正しく

 

はいといってから答えるとか。

緊張緩和方法を練習すると良いです。

 

みなさんにとって良い夏を迎えられますよう願います。

弁理士 特許法 イヤヨシリーズ攻略法

弁理士試験を受験している後輩から、「イヤヨシリーズ」を簡単に習得できる方法を教えてくださいよ、といわれました。

 

イヤヨシリーズとは、特許法の184条の3以降の国際特許出願のことを言っています。

最近は苦手な人ってあまりいないと思いますが、当時はもういやぁ~という条文でしたので、条文番号と一緒でイヤヨと揶揄していました。

 

イヤヨシリーズ攻略方法って実はすごく簡単です。

次の三段階に分けてチェックするだけです。

 

① イヤヨシリーズで時を扱う条文をピックアップし、時の部分の内容を書きだす

② イヤヨシリーズで主語をチェックする(誰がの部分)

③ 過去問を①②をベースに解く

 

たったこれだけです。

これで、短答での問題は解けるようになります。

解けない問題が出たときはその部分だけ知識を抜き出してみるとよいですね。

 

すごく短くてすみませんが、本当にこれだけなんです・・・

法律資格・弁理士試験の論文で学んだビジネスで活かす考え方

法律資格や弁理士試験論文対策でビジネスで活かせる考え方を学びました。

最近、うまくいかせてはいないことを気がつきました。

合格した直後は活かせていたんですが、時間が経ってみるとうまくいかせることを忘れてしまう。

せっかく人生をかけて勉強をした中で気がついたことだから、活かし続けたいです。

その先生の意味を込めて、記事にまとめようと思います。

 

論文で学んだビジネスで活かせる考え方

わからないままやるならやらない方法を選ぶ

法律資格の論文で一番まずいのはわかっていないのになんか書いてしまうことです。

わからないことはその状態でどんだけやってもわからないので、状態を変えない、変わらないならやらない方法を選びます。

私が弁理士試験の論文試験前に毎日のように、嘘はつかない、わからないことは書かないと呪文のように言っていました。

ビジネスでも、わからないことはわからないので、その状態ではやらないことが重要だと思います。

とはいえ、やらないといけないじゃないか?と思われると思います。

そんなときにやることですが、

わかること、できることを明確にする

わからないことには以下の三つがあるかなと思います。

  1. 全くわからない
  2. わかることこともある
  3. わからないことがある

2と3の違いは、割合だと思ってください。

大半がわからないのは2、大半がわかるのが3です。

 

1は素直にわからないので、教えてくださいと言います。

2はわかることをやった効果を考え、それでどうかを聞きます。

できることの中で、合格点が取れそうかを考えるということです。

ビジネスの世界では、効果ですね。

それでも合格点かどうかは依頼者にしかわからないので聞くんですよね。

3はわからない部分について尋ねます。

こちらはこれがわかればすぐ取りかかれますが、いかがですか?と聞いてみます。

断るんじゃなく、いかがですか?と聞くのがミソです。

答えがない場合は、2になります。

わからないことからわかることを抽出する方法

論文を教えていた時に、生徒さんから、まったくもってわからないと言われたことがあります。

これってわからないことを全体として捉えているからです。

わからないことでもわかることってあります。最初はなんでも良いのでわかることを列挙することから始めます。

 

例えば、

打ち切り誤差を説明せよ。

と言われた場合。

 

わかること

  • 日本語
  • 誤差の用語
  • なにかを打ち切ったことにより生まれた誤差
  • 切るって数字をバッサリ切っちゃうイメージ

 

誤差は計算した結果や割り切れない数式の結果をコンピュータなどに処理させるために、それなりの数字にすることを言いますから、打ち切り誤差は、そういうそれなりの数字にする際に切っちゃうことを言うだなと考えます。

この状態で解説本を読んだり、仕事をしたりすると吸収の度合いが違います。

 

わからない状態で解説をみてもわからないと思いますが、何かがわかるという状態だと答え合わせのようになります。

やりながら答え合わせを行いますので、良いかなと思います。

ビジネスに使う方法

ビジネスは目標を達成するためにいろいろなことをやります。

実際の仕事の内容はかけませんので、投資の話を例にします。

 

目標→年間配当150万円にする

わかること

  • 現在年間配当101万
  • 差額49万
  • 配当を増やすには配当を出す株を持つ
  • 資金は月々の10万程度

 

できること

  • 税引き後配当約80万で高配当を買う
  • 月々の10万程度で買う

 

実際にやる

銘柄を分散させると購入資金分の配当がたまるのにタイムラグがある。

 

変えること

  • 投資銘柄を5社程度に集中する
  • 利益がある場合は利確する

 

みたいになります。

これをまた取り組む形です。

これをみたら、PDCAサイクルじゃないと思うかもしれません。

わかることを明確にして、できることをやり、結果を改善していくという内容ですからPDCAサイクルに見えちゃいます。

実際は少し違いますけどね。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか。

上記のサイクルをいろいろなものに使ってみて頑張ります٩( 'ω' )و

 

 

 

弁理士試験 論文対策 キーワードを抽出して答案構成をする法

弁理士試験に合格される力がある人は本記事を見ても、「なんか当たり前じゃね?」と思うと思います。

 

今年の弁理士試験論文を解説のために解いたわたしは、昔の試験に戻ったんじゃないかと感じました。

 

試験の内容の難易度は当然今の方が高いですが、試験は積み重ねですから当たり前なんですよね。

 

最近の受験生は、設問が細かく区切られた問題に慣れていて、いわゆる問題文を読み必要なことを列挙するタイプはあまり練習していないかもしれないのかなと、試験終了後の感想を聞いて思いました。

 

特に意匠法については顕著でした。

弁理士試験は意匠法で新しいことをためして、他の法域に展開するイメージですから、他の法域にも展開するかもしれませんね。

 

例えば、特許法で拒絶査定を受けた場合の取りうる措置を全て述べよとか出てもおかしくないですね。

 

この問題の難しいところは、問題文にあるキーワードを抽出し、そのキーワードに関連した項目を説明しなくてはならないところです。

 

そんなわけで、今回は昔対策に翻弄したキーワード抽出と答案構成までの取り組みについて述べたいと思います。

 

キーワードにビビッとこないといけない

問題文を読んだときに、このキーワードがあるからこれは論じないといけないのかな?とビビッとこないといけません。

無意識にやってる方もいますが、意識的にやりましょう。

 

例えば、今年の弁理士試験特許法で従業員と出てきましたよね?

この場合、職務発明は大丈夫かなとか考えます。

 

あと、警告とありますから、補償金請求とか損賠とかあるなぁっ考えます。

 

外国語書面出願と警告とあるから、何をしないといけないのかな?

英語で出したものだから、日本語は大丈夫かな?とか気になったキーワードを書いていきます。

 

全く問題の趣旨と関係なくても、勉強の段階では書いていきます。

 

侵害となるかと言われたら、侵害の定義と当てはめが必要とか書いておけば良いのです。

 

キーワードを抽出して、これ検討しなくちゃというテーマを紐づけていきます。

 

キーワード抽出ができないよという方には

問題文を読んでさっぱりという方には、模範答案の「」を探してみてください。

当てはめ時には「」で囲うのがルールになっています。

問題文の表現は「」にあるわけだから、答案に書かれた内容をオレンジで塗り、どういうテーマで引っかかっていたのかを書いていきます。

30問ぐらいやるとだいたい同じような解い方をしているとわかると思います。

 

わからない点は?と書いておく

キーワードを見つけたが、何を論ずれば良いのかわからない場合、?と書いておきます。

その部分は先生に聞いたり、模範答案から抽出しましょう。

 

当てはめの仕方がわからない場合の対処

問題文の当てはめには「」で囲うといいました。

だから、囲った前後の表現をピックアップします。

他の問われ方をしても流用できるかを書いてみます。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか。

こちらも、もう少し補充して完成させていきたいと思います。

配当生活 年間配当100万円への道 #23 (完了)

やりました!!年間配当100万円突破しました!!

 

全23回です。

 

以下の通りです。

f:id:nono100:20180704204826p:plain

 

ちなみに、K①とM①は近々売却する予定です。

そして、さらに多く貰える高配当銘柄を買う予定ですので、実際は、もう少し金額は大きいです。

 

第一回目の記事です。

 

nono100.hatenablog.com

 

この時は、51万でした。

2017年9月ですね。

これが約10か月で100万を超えるということなので、50万ぐらい増えたことになります。

 

やったこととしたら、銘柄の組み換えをしました。

これが大きいですね。

チャレンジ銘柄での利益を高配当銘柄への投資に回すことに成功したのが大きいですね。

 

今後は、年間配当150万円を目指します。

ただ、積極投資はせずに、配当金の一部を使っての積立投資のみとします。

それ以外についてはチャレンジ銘柄への投資とします。

 

f:id:nono100:20180617001100p:plain

100万ですが、YESを通ります。

 

頑張ります。



弁理士試験 論文試験 お疲れ様でしたということと出題予想との比較

弁理士試験 論文試験でしたね、受験された方、お疲れ様でした

正直言わせていただきますと、結果は合格発表までわかりません

短答試験は答えが決まっているのと、合格点がある程度決まっていますのである程度受かったのか落ちたのかがわかるのですが、論文試験は合格発表日までわかりません

 

大事なことなので、もう一回言います

論文試験は受験して、書いたのであれば、合格発表まで合否はわかりません

勝手に判断することなく、合格発表日までは合格したものとして口述試験の勉強をしてください

どうしてもやりたくないという人は、論文試験のゼミにでも入って勉強をしてください

 

わたしが受験生だった時、論文試験の前日に関東受験なのにもかかわらず関西出張に行き、その後、何とか受験したという経験から落ちたと思いました

※本当に合否がちょっとしたミスで落ちる時代だったので・・(今もそうですが)

だから、論文ゼミに通っていました

でも受かっていて大切な夏を論文試験対策に費やしてしまいました

合格して思ったのは、なんでやねーんってことですから、皆さんにはそういう思いをしてもらいたくありません

たとえだめでも口述試験対策は論文にも役立ちますので是非、明日より口述対策をやってください

 

本日は弁理士試験論文試験の問題をみました

そして解いてみました

解答速報は予備校などのそれにお任せいたしますが、皆さんはよくこんな難しい問題に立ち向かいましたね

本当に素晴らしいです

皆さんは勘違いしていると思いますが、論文試験は難しい問題ほど合格しやすいです

理由は、みんなができないので、「嘘をつかず、あきらめず、知っている知識の中でできることをやり続けた人」が合格するからです

皆があきらめる中で最後まで手を抜かず、適当に書かずに知っていることの中から答えを導きだそうとすれば合格点に近づくと思います

私の時がそうでしたし

 

一方で、みんなが解ける問題の場合はみんながそれだけ書いてきますので、合格点を取るのが難しいのです

その辺を誤解している方が多いので今回言っておきました

今年はどちらかというと、どちらかというと虚をつく問題だったと思います

だから、あきらめた人が多そうですので、後者かなと思います

 

私の出題予想との比較です 

nono100.hatenablog.com

 

特許法は条約趣旨がでましたし、出願公開前の警告の話とか対処方法の話とかが出ましたね

他は外れましたが、まぁかけるかなぁってことです

条約趣旨は、特許法条約というよくわからない条約が出たところです

趣旨を述べろって言われていましたね

問題文をみましたが、 特許法条約の趣旨自体は性格はわからないと思います

でも私が受験生だった時に教わっていた内容からだとすぐわかりました

特許法条約とあったら、

特許法=手続法の側面がある

条約=外国人が手続きを楽にできるように、自国の国民と差別を受けないようにするもの

ですね

特許法条約を知らない場合、私だったら、各国での手続き負荷を軽減する条約であるという文章に少し肉付けして終わりにします

※ツイートでもつぶやいていました

 

意匠法に関しては、一意匠に認められるとかそういうことを問われていました

こういうよくわからない問題を出されたら、意匠の定義と制度を述べて終わりにします

細かく書くと墓穴を掘りますので、単純に述べていくだけにします

問題2はかなり幅広く制度を聞いているため、薄く項目を列挙するだけにしますね

昔の〇〇メソッドが有効に働くそんな試験問題だったと思います

昔の受験生が得意な問題だと思いました

もう10年ぐらいたつので、また先祖返りしたのかなって思いました

 

商標は、マドプロが出たところが皆さんびっくりしたかなって思います

特許でいう184シリーズとPCTの関係

商標もそれに近い条文がありますが、その組み合わせについて避けては通れない時代になったということですね

それ以外は、複数の出願日の話が出ているところがあるため出す条文はわかると思いますのでそれに対する処理だからわかるかなと思います

問題2(2)が肝だったと思いますね

 

一応いろいろ見てみて思ったのは、難しいですね

皆さんかけるのかはわかりませんが、逆に知っていることの範囲内でできることをやった人は出来が悪いと思っていてもよい点が取れているのではないかと思いました

 

私の出題予想は意匠・商標は外れましたね

特許は少しかぶっていました

 

受験された方お疲れ様でした。

おわり