昨日弁理士試験論文試験の合格発表だった。
合格された方、261名。
わたしのもとにも合格した方がご挨拶にきた。
今年はさほど教えてはいないのですが、やはり関係者が受かるというのは正直嬉しい。
だから、最初おめでとうというんだけど、すぐに、口述対策はしっかりやりなさいとアドバイスをする。
昨日は合格の余韻に浸り飲みに行くとかあるけど、わたしとしては口述が終わるまではと思う。
最近は口述で落ちる人は少ないが、昔4割近く落ちた時期もある。
レベルが低いと言われたらそれまでだが、結構レベルが高い人が落ちていたので、すなおに厳しかったんだろうと思う。
特に理系は話すことに慣れていない人が多いから、知識を確認する面接はかなり苦手、緊張しいだから理系を選んだ方もいるくらいだからわかっているけどみたいな問題ですら辛い。
最近は突拍子も無いことは聞かれない。
意匠法で特許法を聞かない。
わたしが今まで接した方で、緊張しいのレベルを超えた緊張しいがいる。
話せなくなる。
知識はあるのに話せなくなる。
だから、落ちるとわたしに相談に来ました。
昨年落ちて、今年は落とせない人がくる。
だから、対策を教える。するとうまくいくのです。
面接官も鬼じゃ無いから、やろうとする人には助け舟を出してくれる。
それに乗っかれば良い。そのためにはまずは緊張をなんとかする。
そういうこと。
わたしがやったのは、まずは、面接官の目は絶対に見ないこと。
口をみる、頭をみる面接官の間をみるということをやった。
次に、話始めは必ず、はい、と言ってから答えるようにした。
話始めが一番緊張するからだ。
わからないことを聞かれ、条文をみたいときに悲壮感たっぷりに条文見ても良いかを聞くのではなく、少し考えて、ニコッとしていう。
ヘラヘラするんじゃなくて、これちょっと確認しても良いかな?くらいの体でいう。
緊張しいなら、目はみない、話始めはハイという。
また、待ち時間は、以下の早口言葉をとなえる。
おりょうやおやにおあやまり、おりょうやおやにおあやまりとおいい
これ緊張が取れますよ。