法律資格や弁理士試験論文対策でビジネスで活かせる考え方を学びました。
最近、うまくいかせてはいないことを気がつきました。
合格した直後は活かせていたんですが、時間が経ってみるとうまくいかせることを忘れてしまう。
せっかく人生をかけて勉強をした中で気がついたことだから、活かし続けたいです。
その先生の意味を込めて、記事にまとめようと思います。
論文で学んだビジネスで活かせる考え方
わからないままやるならやらない方法を選ぶ
法律資格の論文で一番まずいのはわかっていないのになんか書いてしまうことです。
わからないことはその状態でどんだけやってもわからないので、状態を変えない、変わらないならやらない方法を選びます。
私が弁理士試験の論文試験前に毎日のように、嘘はつかない、わからないことは書かないと呪文のように言っていました。
ビジネスでも、わからないことはわからないので、その状態ではやらないことが重要だと思います。
とはいえ、やらないといけないじゃないか?と思われると思います。
そんなときにやることですが、
わかること、できることを明確にする
わからないことには以下の三つがあるかなと思います。
- 全くわからない
- わかることこともある
- わからないことがある
2と3の違いは、割合だと思ってください。
大半がわからないのは2、大半がわかるのが3です。
1は素直にわからないので、教えてくださいと言います。
2はわかることをやった効果を考え、それでどうかを聞きます。
できることの中で、合格点が取れそうかを考えるということです。
ビジネスの世界では、効果ですね。
それでも合格点かどうかは依頼者にしかわからないので聞くんですよね。
3はわからない部分について尋ねます。
こちらはこれがわかればすぐ取りかかれますが、いかがですか?と聞いてみます。
断るんじゃなく、いかがですか?と聞くのがミソです。
答えがない場合は、2になります。
わからないことからわかることを抽出する方法
論文を教えていた時に、生徒さんから、まったくもってわからないと言われたことがあります。
これってわからないことを全体として捉えているからです。
わからないことでもわかることってあります。最初はなんでも良いのでわかることを列挙することから始めます。
例えば、
打ち切り誤差を説明せよ。
と言われた場合。
わかること
- 日本語
- 誤差の用語
- なにかを打ち切ったことにより生まれた誤差
- 切るって数字をバッサリ切っちゃうイメージ
誤差は計算した結果や割り切れない数式の結果をコンピュータなどに処理させるために、それなりの数字にすることを言いますから、打ち切り誤差は、そういうそれなりの数字にする際に切っちゃうことを言うだなと考えます。
この状態で解説本を読んだり、仕事をしたりすると吸収の度合いが違います。
わからない状態で解説をみてもわからないと思いますが、何かがわかるという状態だと答え合わせのようになります。
やりながら答え合わせを行いますので、良いかなと思います。
ビジネスに使う方法
ビジネスは目標を達成するためにいろいろなことをやります。
実際の仕事の内容はかけませんので、投資の話を例にします。
目標→年間配当150万円にする
わかること
- 現在年間配当101万
- 差額49万
- 配当を増やすには配当を出す株を持つ
- 資金は月々の10万程度
できること
- 税引き後配当約80万で高配当を買う
- 月々の10万程度で買う
実際にやる
銘柄を分散させると購入資金分の配当がたまるのにタイムラグがある。
変えること
- 投資銘柄を5社程度に集中する
- 利益がある場合は利確する
みたいになります。
これをまた取り組む形です。
これをみたら、PDCAサイクルじゃないと思うかもしれません。
わかることを明確にして、できることをやり、結果を改善していくという内容ですからPDCAサイクルに見えちゃいます。
実際は少し違いますけどね。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
上記のサイクルをいろいろなものに使ってみて頑張ります٩( 'ω' )و