弁理士試験の論文試験で問題文を整理できません。何か良い方法はありませんか?
講師をしていたとき、かなり質問をされました。
最近の弁理士試験は問題文の長文傾向はおさまった感じがしますが、まだ長いと感じている方がいるんでしょうね。
弁理士試験の論文は、設問を問いにして解を書くスタイルです。
拒絶理由は何か?理由と共に述べよ。
でしたら、
考えられる拒絶理由
29条
新規性がないから。
みたいに書きます。
もちろん理由は問題文から当てはめはしますけでね。
昨今の弁理士試験では、一つの設問に対し、長文を書かせることはないので、問い→解→理由で良いと考えています。
でも、情報が整理できないという方がいます。
その場合ですが、
- 分類する
- タイトルをつける
- タイトル関連情報を紐づける
をやると良いかなと思います。
弁理士試験だと、
侵害とか拒絶理由を聞いて
対処法を聞いて
という流れが多いので、侵害と対処みたいに書いておき、
侵害定義当てはめ→結論
例外規定当てはめ→結論
みたいに書いていきます。
すると問題と答案構成が出来上がります。
趣旨とか審判などの他の内容については別の機会に書こうと思います。