弁理士試験の論文試験が近づいてきました
1週間前くらいになると受験生の不安が最高潮になります
1週間前に何をやったら良いのか?と質問される方が多いです
事実この1週間の対策が合否を決めると行っても良いと思います
わたしも受験生の時に1週間前にやったことが本試験で出題されてびっくりしました
合格してからも受験生から論文試験7日前の対策について多くの質問を受けました
今回は、その質問に答えるべく試験7日前に実施する3つの対策について記載します
たくさんの問題を使った答案構成練習
わたしが受験生時代にやったことですが、朝始業前の1時間を使って答案構成をやりました
7日で実施した答案構成は、1日12問ですから72問です
1時間で12問?1問5分?と思われるかもしれませんが、実は結構簡単です
なんでかというと、一度解いている問題だからです
時間が経つと忘れていますが、問題を見るとポイントを思い出します
これが重要で、本試験の時にこの問題はあの問題に似ているなってことを思い出します
そうしたら論じないといけないポイントがわかるので当てはめてみるということができるのだと思います
最近の問題は、小さい領域について小さく聞く、そして小さい回答をするということが主流になっています
そして、特許で出される条約に関してはどうしたら良いかわからないという点については、似たような問題があったな、だったらこれかな?という観点で条文を見るということが重要になってきます
そのためには、1問5分ぐらいで答案構成をするということが重要になってきます
本番では、答案構成には15分ぐらいかけますけど、練習では5分ぐらいでやります
できるのかというとできます
理由は5分でできることをやるからです
具体的には項目とキーワードだけを記載します
これはすごく力になりますので是非やって見てください
趣旨テーマを潰す、知らない問題が出てきたときの対策を決めておく
趣旨はほぼ必ず出題されます
出なかったら?と言われたら、それはラッキーだと思ってくださいとしか言えません
弁理士試験においては特許、意匠、商標で必ず出題されますので対策が必要です
意匠については出しつくしですから、知らないことが出されることは少ないです
だから、出題されたら解けるようにしておく必要があります
特許と商標は知らない問題がだされるかもしれません
そういう場合は知らないながらも解けるようにしないといけません
そのためには、以下の方法をとると良いと思います
過去に記載した趣旨対応の記事をご確認ください
1日1通全文書きをする
弁理士試験の論文試験は全文書かないと受かりません
よって1日1通は全文を書くようにしましょう
そんなに書く時間なんかないよという方がいらっしゃると思います
全力というよりはここまで書いたら全文かけるよというレベルの記載で構いません
特実では2時間、意商は90分ですが、この全文書きは1通40分ぐらいにします
論文の書き方は以下の通りです
- 記載する項目を書く
- 項目に記載するキーワードを書く
- キーワードに当てはめて結論を書く
これをやるだけで合格答案がかけるようになると思います
論文試験7日前には、答案構成を練習し、趣旨を潰し、1日1通全文書きをやりましょう
7日前であれば、試験前という緊張感からすごい実力が発揮できて多少無理なこともできるようになります
いつもならこんなのできるわけがないということができるようになるのがこの試験7日前ですから、是非試して見てください
皆様の試験合格のお役に立てましたら幸いです
おわり