中国塗装は、船舶の塗装という狭い分野でNo.1をとっている企業です。
事業内容としては、
・船舶用塗料、工業用塗料、コンテナ用塗料の製造販売
・塗装関連装置類の販売
・塗装の管理、工事の請負
・表面処理検査業務及び塗装検査業務
・その他
となっています。
その大半が船舶塗料の製造販売となっているようです。
また売上比率も、船舶塗料は国内海外いい感じになっています。
中国韓国への売り上げが大きく、欧州米国と同じぐらいの売り上げとなっています。
ただ、日本が一番大きいのでいい塩梅になっていると思います。
株主還元に対する方針も出しております。
2023年11月時点の資料には、「連結自己資本総還元率が中計期間平均で5%以上」としているようです。
株主還元としては、配当と自己株式取得によるものとしているようです。
配当の目標としては、連携つ配当性向40%以上、1株当たりの年間配当額の下限を35円としているようです。
2023年は68円を予想していますが、配当性向は40%程度と想定しているようです。
ただ、例年34円~35円だったので、直近の2023年の業績が良いというのがあるのかもしれません。
船舶の塗料というある程度需要のある製品のNo.1をとっているということから、大きな売り上げがあるかは疑問ですが、安定はしていそうです。
船舶の塗料は、ちょっと今年辞めておこうとかならないと思いますので。
また、わざわざほかのメーカーに切り替えるきっかけも難しいと思いますので。