弁理士試験を教えていると
短答試験対策として過去問をやっているが、たくさん問題があって時間がない
という話をよく質問されます。
不安になるのは、
内容が具体的でないから
です。
好きなことをやりなさいとアドバイスをされても、何が好きかがわからないので難しいです。
こうした場合、範囲を狭めて具体的にしていきます。
自分が、
興味のあるものは何か?
↓
今の自分はどういう状況で、
何ができるのか?
↓
やってみてどうか?
この繰り返しが必要になります。
仕事についても同じです。
嫌いな仕事でもやらないとお金が稼げません。
仕事を変えられる人は変えたら良いですが、なかなかそんな簡単な話ではありません。
でも、生きるためにはお金が必要だから、働く必要があります。
嫌いな仕事を嫌々やるのはあり得ないから、好きになる必要があります。
そのためには、範囲を狭くして好きな部分を見つけるのです。
これは、
自分ができることを探して取り組んでいくこと
です。
弁理士試験の短答を何年文やれば良いか?とか、たくさんやれないとかを嘆く前に、今あなたは何ができるのか?に答える必要があります。
弁理士試験の短答は市販の過去問の年数分をやれば良いです。
通常5年分ぐらいの書籍が多いですからそれで良いです。
なかには10年とかいう人がいますが、やれるならで良いです。
こういうと、
5年もできません
という方がいます。
ならば、
何年分ならできるのか?
に答えてください。
すると
3年分はできます
といわれます。
なら3年で良いといいます。
できないことはできないからです。
その3年分をどうやるかですが分割します。
一年に出される問題は、全60問
特は18問→90肢
実は2問→10肢
意は10問→50肢
商は10問→50肢
条は10問→50肢
不は5問→25肢
著は5問→25肢
すると、三年では三倍になります。
過去問は何回も回しますから、早く回すのに以下のことをします。
- 各選択肢何を聞いているのか?を条文や判例のタイトルレベルでまとめる
- 似たタイトルをチェックし違いを書き出す
- キーワードを抽出する
- 3を覚える
- 過去問を解いて気づきを書き出す
これをやると大体一回1時間ぐらいで一年分が解けます。
一週間で3時間やるとしたら1ヶ月で4回はできます。
私が過去問としてお勧めしているのはLECです。
2019年版 弁理士試験 体系別短答過去問 特許法・実用新案法・意匠法・商標法【過去10年分収録】 (弁理士試験シリーズ)
- 作者: 東京リーガルマインド LEC総合研究所弁理士試験部
- 出版社/メーカー: 東京リーガルマインド
- 発売日: 2018/11/11
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2019年版 弁理士試験 体系別短答過去問 条約・著作権法・不正競争防止法【過去10年分収録】 (弁理士試験シリーズ)
- 作者: 東京リーガルマインド LEC総合研究所弁理士試験部
- 出版社/メーカー: 東京リーガルマインド
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