知的財産アンテナ

弁理士試験、高配当投資、資格について書きます

これからの生き方について本気で考えてみた

最近私の知り合いが健康を害し入院をされるという話を聞いた。

心配をして病院に行ったが例のウィルスのこともあって入れなかった。

最近は少し緩和されたということだったが、他人が入れるわけではないのかもしれない。

ひょっとしたらその病院だけの話かもしれないが、知り合いのお見舞いに行けなかったという事実には変わりない。

「他の病院だったら行けますよ」

みたいに言われても、行かないといけない病院に行けていないのであまり意味がないと感じる。

 

巷ではこの手の役に立たないアドバイスが多いように感じる。

良かれと思って言ってるのかもしれないけれど、言われた側としたら、

「で、どうしたらよいの?」

という気持ちになってしまうことが多いのだ。

 

昔、弁理士試験を受験していたことがある。

当時はマイナーな資格で、企業の知財部とか技術の人が知ってるぐらいのマイナー。

弁理士を取りましたと言っても、便利って士業だったんだといわれるような感じでした。

最近は弁理士ってすごいねと言われますが、すごいのは今の合格者であって、わたしではありませんね。

話を戻して、弁理士試験を勉強するといっても昼間は仕事をしているので、勉強は朝と、昼飯時間と夜でした。

朝は仕事が始まるまでの時間を条文集を見たり、教科書を見たり、過去問を解いたりしていました。

昼もご飯を食べながら解いていました。

そうしていると、アドバイスをしていただけるのです。

「資格なんて取ったって無駄だよ」

とか

弁理士をとっても意味ないよ」

みたいな感じ。

実際はもう少しオブラートに包んだ感じのアドバイスでしたが感触的にはこんな感じでした。

簡単に言うと、身の程を知れみたいなアドバイスととらえています。

この手のアドバイスに対して

「そうですね。やめます」

と言ってやめてしまった場合、今の私はただの中年男性となっています。

たぶん窓際で、老害とか言われてそうです。

働いているのに働いていない中年とか言われると思います。

このアドバイスには何の価値もありません。

結果責任は本人が負うものなので、努力するという決断をしてやっているので、意味がないと思います。

事実、弁理士試験に合格したとたんに

「合格すると思っていた」

とか

「応援するつもりで言っていた」

とか言い始めます。

他人のこの手のアドバイスは非常にいい加減なのです。

資格が取っても意味がないというアドバイス自体が意味がないですが、巷では本のタイトルにもなっているようです。

しかも資格を取ると貧乏になるというキャッチ―なタイトル。

 

 

この本のタイトルのロジックは一見すると正しいように見えますが、よくよく考えると破綻しています。

資格を取るとなぜ貧乏になるのでしょうか?

たぶん、各士業の平均収入が年々減ってるとか、弁護士の収入が減ってるとかそういう浅い内容なんだと思います。

各士業の収入が減っていたのが事実だとします。

だからと言って、なんで貧乏になるのでしょうか?

士業という資格を取るとした場合、士業として働くという選択肢が増えるだけです。

選択肢自体は選択してもよいし、しなくてもよいので、資格を取るという選択肢を増やす行為で、貧乏になるという結果に因果関係がないのです。

ロジック的には、士業資格を取る→士業として開業する→年収が下がった→貧乏になるというものです。

年収が下がったというのは、平均が下がっているので、あなたの年収も下がるだろうという予想にすぎません。

結構いい加減なデータをもとにいろいろ言ってるなぁと感じます。

平均値って眉唾です。

平均年収500万円とか言われた場合まぁまぁかなって思うかもしれません。

よく言われるのは、10人いた場合、9人が0円で、最後の1人が5000万円だったら平均500万になってしまいます。

下がったように見えるけど、実は会社員兼業の人が増えて、活動がほぼ行われていないだけってことだってあります。

そういうことが見えてこない数値を見て、平均年収が減ったのでオワコンと判断しているのが怖いです。

 

巷では適当なアドバイスであふれています。

これからは、そういうアドバイスには耳を傾けないようにしようと思います。

自分で考え、自分で責任を取る。

そのために知識と行動を積極的に取り、資格を取り、活用する。

人生を遊び倒し、楽しいという感覚の中で死んでいけたらいいなって思っています。

 

このためにわたしの残りの人生を全振りしたいと思っています。

何かに気を使って生きていくことはやめて、好きなことで生きていこうと思います。

お金もそれに使っていきます。

頑張ります。