知的財産アンテナ

弁理士試験、高配当投資、資格について書きます

収入源を複数にするという考え方

「集中と選択」が大事と何かのニュースで見たことを思い出した。

一昔前は、給料を上げることが収入を上げることの唯一の対策だった。

収入を上げるためには出世をする必要があった。

出世をするためには、「我慢」と「長時間労働」が必要だった。

色々な不都合や不合理を「我慢」し、言われたとおりに「長時間働く」ことが収入を上げる条件だった。

少なくても私が若いころはそのような状況だった。

私の時代はそれに加えて「学歴」が大事となっていました。

 

社会では、これからは実力社会、認められていない人は実力がないからだ、実力さえあれば成果を上げられるはずだ、と思われている。

 

しかし、実際は成果と実力はあまり関係がありません。

というのも、成果を上げるためには成果を上げる何かを担当する必要があり、その何かを担当するためには、学歴が必要だったりすることがあります。

学歴なんて関係ないと言ってる人いるかもしれませんが、実力面は変わらなくても学歴と同じくらいの資格をとったとかそういうので変わるのだから実力があるから成果を上げられるわけではないということです。

あくまでも成果を上げるための一つの要件でしかないということです。

仕事において実力なんて関係ありません。

基本は、要件定義と要件達成条件を確定し、それに向かって行動をするだけであり、一人でやることよりも複数人でやっているということになります。

 

成果が出ないのは実力がないからという自責思考になるよりも、今の場所は自分が成果を上げられる環境を提供してくれないという風に考えてみるとよいと思います。

成果を上げられる環境を提供してくれない理由が学歴の場合で新卒で入った会社の場合は、もう目がないので転職をするとよいです。

ただ、世の中実力社会といいながら結構学歴社会だから、どこに行ってもあまり変わらないです。

それならば、評価せざる負えない状況になることが大事です。

例えば全然評価されない人、成果を上げられる仕事を与えられない人が司法試験に合格していて、TOEIC900点の人だった場合、それを周りに主張したらどう思うだろうか。

「あなたの実力がないからじゃないですか?」

という人もいるかもしれませんが中には、

「確かにおかしい、一回くらいはチャンスを与えてみたらどうだろうか」

といってくれる人、思ってくれる人も出てきます。

もともと何もないと単なる言い訳にしかならないけど、多少なりそう思ってくれる人が増えればこちらのもんです。

それでチャンスがなければ辞めればよいと思いますしね。

辞めると伝えたら上司はかなりびくびくすると思います。

司法試験合格し、TOEIC900点の人にチャンスを与えずに辞めるといわれたらその後何をされるのかわからないから怖いからですね。

 

こうなると、収入源としては会社からの給与として一つに見えるかもしれないけど、実はどこでも、何しても稼げる状態という目に見えない収入源を得てるのと同じになるのです。

実際の収入源の数ではなく、貯金している状態とあまり変わらなくなるということです。

わたしはこれを収入源を複数にするという考えただと思っています。

 

それ以外にも収入源から得たお金を自分が働かなくても得られるものに投資をするということもあります。

例えば、株式投資がそれにあたります。

配当金を出す銘柄に投資をする。枚数を増やせばもらえる配当金の額も増える。

配当金をもらったら配当金をもらえる銘柄に投資をする。

そうすると枚数が増えて配当金の額も増える。

わたしはあまり分散することなく集中投資をしている。

1万株を目安に増やしている。

1万株にしてる理由は、1円増配で1万円という計算のしやすさからです。

分散するとリスク管理になっているように見えるが、実際は額が小さいので、ある程度集中した方が良いと考えています。

収入源として考えてみると一定の額が一気に入ってくるという方がやりがいという点でいいかなと思っています。