カイセツ屋ののの全力解説

難しい内容を簡単にをテーマに全力でいろいろなことに取り組みます

短編小説を書く #2 詐欺師とエンジニア

詐欺師とエンジニアの世界は似ていると思った。

あくまでも僕はということで。

詐欺師のニュースはだまされるカモが知らない嘘かホントかわからないことを使いお金を引き出している事例をたくさん紹介する。

僕はエンジニアとして技術に関する説明をすると詐欺師のニュースを思い出す。

もちろん嘘をついているわけじゃない。

でも知らない人に理解できるように説明しているのかと尋ねられたら「はい」とは答えるが心の奥底では違うんじゃないのかなって思う。

「これってこういうことなんでしょうか?」

確認作業に入った人に対して「ん~そうなりますか?」と逆質問することで優位に立とうとする。

その後の交渉をうまく進めるためだったりする。

リソース確保だったり開発費用の捻出のためだったりする。

正直仕様が決まってないのに規模感なんてわかるわけない。

「ばーっとなってごーっとなるような感じのやつでお願い」

IT業界は長嶋前監督みたいなニュアンスの要件仕様が多い世界だ。

これを時間と忍耐力を使って一つのサービスにしていくわけだ。

でも動くにはお金がかかるんだ。

だから、対象者が知らない嘘かホントか理解できない情報を使いながらお金を引き出している。

違いはそこに嘘はないということだ。

調べたらわかる情報は伝えるけど、身振り手振りを使った説明や情報の取捨選択により調べようとは思わないようにする。

理解ができたような錯覚を起こさせるような説明というべきか。

「似ているな・・・でも違う」

ただそうなってしまう危険性は常にあると心に言い聞かせて日々仕事をする必要があると思うようにしている。

パソコンの画面を開きメールを書くとき、パワーポイントの資料を作るとき、説明するとき、いつも「相手が理解できているか」を考えて説明する。

そして必ず実を作る。最高の物を作るという熱意を持って取り組む。

これが詐欺師との最大の違い。

忘れないように取り組むことにしよう。