ののの人生充実研究所

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講義で好評だった条文解説講座~弁理士試験編~

私は弁理士試験に合格してから受験生の方にほぼボランティアで教えたり、論文採点、アドバイスなどをしています。

そんな中で条文解説(読み方にフォーカス)がかなり好評でしたので、記事にしようと思います。

えっ講師やってるのに大丈夫なの?って聞かれそうなので答えておきます。

別にいいです。お金のためにやってないので。

 

条文解説講座ですが、基本は条文の読み方についてやっています。

日本の条文っておもしろくて、目次があるんです。

だから、まずは条文を見る際は目次を観てください。

条文の検索サイトでリンクを見るとわかります。

 

以下みたいな感じです。

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そして内容を読む前に把握してみるのです。

この法律は、ざっくりした内容を1章で説明し、2章では手続き面の話、3章では審査をどうするか、4章は権利面・・・という感じでストーリーができますよね。

読んでいるとわかるんですが、1章から手続きの時系列に大体なっているということがわかると思います。

9章はちょっと経路が違いますけどね・・・

この辺は国内、海外という順番とか思えばいいでしょう。

 

条文には、〇〇の××となります。

のとあったら改正により追加されたということです。

特徴的なものですが、特許法の29条、29条の2です。

29条は特許要件として、産業利用可能性、新規性、進歩性です。

30条は新規性喪失の例外です。

流れ的に29条をみて、あぁ~新規性がないねってなった。でも助けますよって条文です。

だから29条の次にあるべきです。

でもそこに29条の2があります。

こちらは、29条、30条があって、あとからこの位置に追加しないといけない条文ができたということです。

その時に高官はこう思ったんですよね。どうするよ29条に入れる?って

別に3項があってもいいですよね。

でも29条と29条の2って意味合いが少し違います。

29条の2って何でしょうかね。

拡大された先願ですね。(準公知ともいいます)

3項に入れるような内容ではないです。何を言いたいかというと、産業利用可能か?そのうえで新規性あるか、そのうえで進歩性あるかという条文構成の中で、さらに拡大された先願か?とならないのです。

だから条文を分ける必要があったんだと思います。でも29条の次は30条がある。

じゃあ30条を31条にしたらよくね?ってなりますが、31条には31条の条文があるんだよ。

ちなみに条文はどこで決まるかしってますかね。国会です。だから条文番号が変わるときも審議にかける必要があります。

すごいめんどくさいです。内容変わらないのに、30条を31条にするというわけわからないことをいうために国会で審議します。あほかと思いますがそういうことです。

だから、29条と30条を維持しながら新しい内容を入れらる仕組みが必要ってなりますよね。

そんな時、こう思ったんですよ。

じゃぁ~さぁ~もう「の」とかにしたらよくね?って。

どういうこと?

29条と30条でしょ。だったら、29条の2とかにしたらいいじゃない。

そうしたらこれだけ追加になるし他への影響がないしねってなるわけ。

頭いいけど複雑だよね。

商標なんて〇〇の40とかになる始末です。

こう、〇〇のXXを確認すると、改正した部分がわかっています。

 

目次を確認し、ストーリーを想像しながら、条文を読んでいきます。

条文っていいですか?全部をさら読みする前にやってもらいたいことがあるんですよ。

それはね・・

主体、客体、時期、手続き、効果がどこかというのを意識ながら条文をチェックしていきます。

これをしっかりとやっていくことで理解ができるようになってくると思います。

特に特許法は、主体と時期がポイントになると思います。

何かやったらよいかわからない人はまずはこちらをチェックするといいと思います。

私はね、条文を印刷して、マーカーで主体(ピンク)、時期(黄色)で塗分けていました。

条文を色分けする(1回目)、色を中心にみる(2回目)、色分けする(3回目)これやるのに2日ぐらいでできるようになります。

条文を一巡する時間がわかってくると安心します。

なんで?このぐらいの日付を入れると一巡できるんだってわかるからね。

これ後になればなるほど重要です。

 

法律て〇〇に準用するってありますよね?

あれって何かわかりますかね。

法律って100条以上あるわけです。

だからできれば同じ条文ってやめたいんです。

その場合やることとしたら、定義を書いてあって、これについてはここを見てねという参照型にするのが良いとわかりますね。

どうしてよいと思うのかですが、定義を変えないといけない場合に、同じ表現を使っている条文を更新しないといけなくなります。

それって面倒だからですね。国会に審議書けないといけませんので。

だから準用ってやります。

準用する定義って重要ってなりますね。だから準用を検索してその付近の定義をチェックするとよいですよ。

よく勉強で準用の条文を覚えるということがありますが、それよりもまずはどういう表現が準用されるのかをチェックすることです。

そうすると前述のチェック手法であぁ~だからかぁってなりますので。

 

第一回目はこの辺にしましょうかね。

いかがでしたでしょうか?次回は特許法の読み込みをしたいと思います。

(講座風にやっています。次回あるかは不明です・・・)