弁理士試験に長いこと関わっていると、都市伝説が結構ある。
わたしが体験した話も含め以下載せておく。
都市伝説的なもの
1. 条文を2回見たら落ちる
嘘です。
わたしは3回見ましたが受かりました。
ただ、みるより見ない方が良いということと、条文に答えがないのに何度もみるとかはダメです。
2. 最後まで行かなかったら落ちる
だいたい10問くらい聞かれますが、最後までできなかったら落ちるのか?と言われたら、そうとは限らない。
行かないと落ちる可能性は高まるのは間違いない。
1にくらべると嘘とまでは言えないが、だから落ちるというわけではないというくらいに考えて欲しい。
昔は条文の暗唱で終わった方がいたが、それは流石に受からない。
3. この先生に当たったら絶対に落ちる
嘘。
試験委員が発表になるため、顔を調べる方がいますが、わたしはやめた方が良いと思う。
昔、有名な方がいて、あまりに詳細に調べた結果、席に座って目の前に先生がいて頭が真っ白になった話を聞いた。
正直関係ない。
厳しいは厳しいが、だから落ちるというのはあり得ない。
4.現在は暗唱は求められない
最近は、事例が多いような気がする。
パネルを見せて答えるタイプ。
だからといって、暗唱をもとめないわけではない。
昔みたいな条文まるまるはないかもだが、進歩性の当業者について、特許法の29条2項にどうか書かれているか?みたいな感じでは聞いてくるかも。
必ずというわけではないくらいに思っていただければと思います。