弁理士試験 論文試験でしたね、受験された方、お疲れ様でした
正直言わせていただきますと、結果は合格発表までわかりません
短答試験は答えが決まっているのと、合格点がある程度決まっていますのである程度受かったのか落ちたのかがわかるのですが、論文試験は合格発表日までわかりません
大事なことなので、もう一回言います
論文試験は受験して、書いたのであれば、合格発表まで合否はわかりません
勝手に判断することなく、合格発表日までは合格したものとして口述試験の勉強をしてください
どうしてもやりたくないという人は、論文試験のゼミにでも入って勉強をしてください
わたしが受験生だった時、論文試験の前日に関東受験なのにもかかわらず関西出張に行き、その後、何とか受験したという経験から落ちたと思いました
※本当に合否がちょっとしたミスで落ちる時代だったので・・(今もそうですが)
だから、論文ゼミに通っていました
でも受かっていて大切な夏を論文試験対策に費やしてしまいました
合格して思ったのは、なんでやねーんってことですから、皆さんにはそういう思いをしてもらいたくありません
たとえだめでも口述試験対策は論文にも役立ちますので是非、明日より口述対策をやってください
本日は弁理士試験論文試験の問題をみました
そして解いてみました
解答速報は予備校などのそれにお任せいたしますが、皆さんはよくこんな難しい問題に立ち向かいましたね
本当に素晴らしいです
皆さんは勘違いしていると思いますが、論文試験は難しい問題ほど合格しやすいです
理由は、みんなができないので、「嘘をつかず、あきらめず、知っている知識の中でできることをやり続けた人」が合格するからです
皆があきらめる中で最後まで手を抜かず、適当に書かずに知っていることの中から答えを導きだそうとすれば合格点に近づくと思います
私の時がそうでしたし
一方で、みんなが解ける問題の場合はみんながそれだけ書いてきますので、合格点を取るのが難しいのです
その辺を誤解している方が多いので今回言っておきました
今年はどちらかというと、どちらかというと虚をつく問題だったと思います
だから、あきらめた人が多そうですので、後者かなと思います
私の出題予想との比較です
特許法は条約趣旨がでましたし、出願公開前の警告の話とか対処方法の話とかが出ましたね
他は外れましたが、まぁかけるかなぁってことです
条約趣旨は、特許法条約というよくわからない条約が出たところです
趣旨を述べろって言われていましたね
問題文をみましたが、 特許法条約の趣旨自体は性格はわからないと思います
でも私が受験生だった時に教わっていた内容からだとすぐわかりました
特許法条約とあったら、
特許法=手続法の側面がある
条約=外国人が手続きを楽にできるように、自国の国民と差別を受けないようにするもの
ですね
特許法条約を知らない場合、私だったら、各国での手続き負荷を軽減する条約であるという文章に少し肉付けして終わりにします
※ツイートでもつぶやいていました
特許法条約が出てなんやそれって思った方が多いみたい。
— のの (@syustation) 2018年7月1日
まぁ、わたしが受験生でわからない問題が出たら、適当なことは書かず、条約=外国への手続き負荷軽減という部分だけを書いてやめる。
特許法は手続き法の側面あるし。
あってるかはわからないけど間違えてはいないと思うから。
意匠法に関しては、一意匠に認められるとかそういうことを問われていました
こういうよくわからない問題を出されたら、意匠の定義と制度を述べて終わりにします
細かく書くと墓穴を掘りますので、単純に述べていくだけにします
問題2はかなり幅広く制度を聞いているため、薄く項目を列挙するだけにしますね
昔の〇〇メソッドが有効に働くそんな試験問題だったと思います
昔の受験生が得意な問題だと思いました
もう10年ぐらいたつので、また先祖返りしたのかなって思いました
商標は、マドプロが出たところが皆さんびっくりしたかなって思います
特許でいう184シリーズとPCTの関係
商標もそれに近い条文がありますが、その組み合わせについて避けては通れない時代になったということですね
それ以外は、複数の出願日の話が出ているところがあるため出す条文はわかると思いますのでそれに対する処理だからわかるかなと思います
問題2(2)が肝だったと思いますね
一応いろいろ見てみて思ったのは、難しいですね
皆さんかけるのかはわかりませんが、逆に知っていることの範囲内でできることをやった人は出来が悪いと思っていてもよい点が取れているのではないかと思いました
私の出題予想は意匠・商標は外れましたね
特許は少しかぶっていました
受験された方お疲れ様でした。
おわり